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記事: 【育てるカレー】カレーをこよなく愛するLOVE INDIAのシェフたちが考える思い思いのカレーレシピvol.1

【育てるカレー】カレーをこよなく愛するLOVE INDIAのシェフたちが考える思い思いのカレーレシピvol.1

【育てるカレー】カレーをこよなく愛するLOVE INDIAのシェフたちが考える思い思いのカレーレシピvol.1

 ARAS×LOVEINDIA「育てるカレー」

カレーをこよなく愛するLOVE INDIAの6名のシェフたちがオリジナルミックススパイスを用いて「思い思いのカレーレシピ」 をリレー形式で紹介していきます。それぞれのシェフたちによって個性溢れるこだわりのカレーレシピをぜひご覧ください。

 

第一弾は、渡辺 玲シェフののチキン・コフタ・マサラ(鶏肉団子の濃厚カレーソース煮込み)です。

<チキン・コフタ・マサラ(鶏肉団子の濃厚カレーソース煮込み)レシピ>

【材料】

サラダ油 大さじ3
ホールスパイス 全量
玉ねぎ(みじん切り) 200g
にんにく(すりおろし) 10g
しょうが(すりおろし) 10g
香菜(あれば・みじん切り) 大さじ2(根や茎の太いところも使うとよい)
カットトマト(ホールトマト)缶 250g(水50mlを足す)
パウダースパイス 半量
塩 小さじ1と1/2
水 1/2カップ
コフタ(肉団子)用
・鶏挽肉 400g
・にんにく(すりおろし) 10g
・しょうが(すりおろし) 10g
・トマト(みじん切り) 80g
・香菜(あれば・みじん切り) 大さじ2(根や茎の太いところも使うとよい)
・ピーマンのみじん切り1/2個分
・塩 小さじ1/2
・パウダースパイス 半量

【下準備】
パウダースパイスの中味をよく混ぜたら、2等分する。ボウルなどを用意し、コフタの材料すべてと2等分したパウダースパイスの片方を入れ、よく練っておく。

【作り方】
1. フライパンや鍋を用意し、油を入れ中火にしたらホールスパイスの中味を全量加える。

2. いい香りがしてきたら玉ねぎを入れ、最初は強めの中火で、徐々に火加減を落としつつ黄金色までよく炒める。弱火にして、にんにくとしょうが、香菜を加えて軽く混ぜ、さらに軽く全体を混ぜる。

3. トマト缶に水を足したものを加え、強めの中火で沸騰させる。沸騰後は、トマトと玉ねぎがなじむよう、かき混ぜながら中火で1分ほど煮る。

4. 弱火にして、パウダースパイスの残り半量と塩を加える。

5. 水を加えて強めの中火で沸騰させ、中火で1分ほど煮込む。ベースになるグレービーのできあがり。1カップの水(分量外)を足して弱火にする。

6. コフタの生地を直径3センチ前後の団子状に丸め、グレービーに入れる。きれいに丸めない方がソースが絡みやすい。中火程度に火力をアップし、崩さないようにして煮込む。10分ほど煮て、コフタに十分火が通り、ソースに適度のとろみがつけば完成。

  ARAS公式InstagramのIGTVおよびLOVEINDIA YouTubeにてレシピ動画も配信しておりますので、ぜひご覧ください!

LOVEINDIA YouTube:https://youtu.be/wnpcLuw0al4

LOVEINDIAとは

日本人シェフの 日本人シェフによる インド料理ファンのためのイベント。2011年にスタートし、今年で10周年を迎える。シェフ合作料理を提供するイベントや研究会を実施。

 

 

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最高峰レストランのクオリティを、カジュアルに体験。FOODCLUBがもてなす、ARASのある豊かな「食」の空間。マネージャーの高鍬未翔さんとシェフの原口賢ニさんが語るカトラリーと器の魅力。

最高峰レストランのクオリティを、カジュアルに体験。FOODCLUBがもてなす、ARASのある豊かな「食」の空間。マネージャーの高鍬未翔さんとシェフの原口賢ニさんが語るカトラリーと器の魅力。

2020年8月1日、金沢駅西口の複合施設「クロスゲート金沢」にメンバー制フードホール「FOODCLUB」がオープンしました。ハイエンドレストランの料理をカジュアルに楽しめる空間。FOOD CLUBでは、ARASの実用性が高くユニークなデザインの器やカトラリーが使用されています。ARASの魅力について、FOODCLUBのマネージャーの高鍬未翔さん、シェフの原口賢ニさんにお話をお伺いました。 ───ハイエンドレストランの料理を、みんなでわいわいしながらカジュアルに食べることができると素敵だよね。そんな空間を目指しました。 高鍬ショッピングモールにあるフードコートは複数の既存の店で形成されたレストランの集合体ですが、フードホールは今までになかった特徴のある店を集合してつくった空間のことを指します。FOODCLUBはフードホールの業態であり、四つのキッチンブースと一つのバーカウンターから成り立ちます。  プロジェクトを展開している私たちが所属する会社OPENSAUCEのコンセプトは「FEEL MORE THAN EATING」───食べる以上に何かを感じる、幸せを感じる、新しいことを届けたいという想いがあります。全ての人にそのような新しい価値観や楽しい体験をお届けしたいということが私たちの一番の行動指針です。 基本的にミシュランスターはそのほとんどがハイエンドレストランです。それらの料理は限られた人にしか楽しんでいただくことができません。私たちが目指していることは、全ての人が楽しく、おいしく、安全な食体験ができる空間。それを形にしたものがFOODCLUBです。 ARASを選んだ背景 器に触れた時に感じる心地良さ。一つひとつの設計。全てが計算され尽くされている。 FOODCLUBには「鮨屋 ROKU by ZENIYA」「Westward Ranch Salad & Meat HOUSE」「#HASH HASHED BEEF & RICE」「Laboratoire L’aube SHOKO HIRASE」の四つのキッチンブースがあります。どのブースも一流のシェフたちが考案したラグジュアリーで洗練された料理を提供しています。「ラグジュアリー」と「カジュアル」というそれぞれに距離感のある要素を、柔軟につなぎ合わせる役割としてARASは機能します。ポエティックな意匠と頼りがいのあるその実用性─── 高鍬FOODCLUBではプロのサービスマンがお客様に直接お料理をサーブするわけではなく、お客様自身がキッチンブースから料理を受け取り、席まで運ぶことになります。例えば、器が磁器だと料理を運んでいる途中で落としてしまい、割れた器でお客様が怪我をする可能性があります。安全面や使い勝手という面を考えると、磁器ではない別の器をセレクトする必要がありました。 その時、私たちのレストランのデザインを協力してくださっているseccaの方々にARASを紹介していただきました。樹脂でつくられているが、ただのプラスティックではない。実際に現物を見せていいただいた時、手に持った感触や実際に使用した感覚が素晴らしかった。 原口すごく使いやすいと思います。耐久性もあるし、形がいいので見栄えもする。楽しいお皿ですよね。ARASは色のパターンもいくつかあることと見た目のかわいさが魅力的です。「鮨屋 ROKU by ZENIYA」で使用しているお椀寿司の器は、小さなお寿司がちょこんとのってキュートな印象に仕上がります。 「Westward Ranch Salad & Meat HOUSE」でサラダに使用する皿は波打った模様を生かし、そのラインを際立たせながら盛り付けています。「#HASH HASHED BEEF & RICE」のハッシュドビーフの皿「scoop」はお客様のことを考え抜いて設計されています。 また、この器を使用して定期的にパスタの提供もはじめました。ユニークな窪みは盛り付けに適していて、立体感を出しやすい。ソースの量が多いパスタでもしっかりと絡めて食べることができます。盛り付けが崩れないように、材質まで考えられている。個性的でありながら、主張が強過ぎず、料理との調和がとれたデザインです。まさにパスタを盛り付けるためにつくられた器だと思いました。 高鍬職業柄、私は今までにたくさんのお店やホテルの写真を見てきました。ARASの魅力は、写真の中で料理が映えるということです。料理の魅力を引き出すデザインである。加えて、実際に使用した時にそれが計算されてつくられていることがわかります。ハッシュドビーフのすくいやすさだったり、お椀の下部に対する指の引っかかり。何より感動したことはカトラリー。スプーンを口に入れた時の感覚は忘れられません。  想像していただきたいのですが、スプーンを口に入れた時に真正面から見ると、両端の部分が上唇の部分に当たってしまいます。そこに違和感を覚える人は少なくありません。ARASはその処理が見事です。スムースな口当たり。これは体験していただかないことにはわかりません。お客様からもスプーンを使われた時の反応がいい。軽くて使いやすいし、口運びもいい。職人レベルのシェイプの計算のされ方だということがわかります。   ARASのある風景 実際に使用した感覚から、「これからARASはどのような場所で活躍できるのか」についてお二人にお伺いしました。  原口イノベーティブな料理と相性が良いように思います。前衛的な料理にマッチする。もちろん、街のカフェテラスでも樹脂の白い器が出てきてもかわいい。オールラウンドですね。僕も今後FOODCLUBでパスタ料理を考案する予定なので、どのお皿を使うか楽しみです。 高鍬ラグジュアリーホテルのビュッフェや朝食を提供している空間こそ、ARASは効果を発揮するのではないでしょうか。磁器はよく割れてしまいます。それが樹脂であれば割れない。ビュッフェではお客様が二、三皿を持っている光景を目にすることがあります。その度に「重たそう」「危ない」という気持ちになります。軽い磁器は高価なものに限られるため、それらの器はビュッフェでは活躍しづらい。ARASはそのような問題を全て解決してくれるのではないでしょうか。コスト面でも魅力的だし、重要なことはラグジュアリーホテルに宿泊されるお客様はモノの良さを感じるアンテナが敏感な方が多い。 使用しているカトラリーやワイングラス、器に関してお客様からご質問を受けることはしばしばあります。それに答えていくこともホテルマンの仕事の一つです。ARASのディティールは、実際に手に触れた人にキャッチされる。そういう人であれば「このお皿何?」と、ホテルマンやスタッフに質問することになるでしょう。そこからお客様とのコミュニケーションがはじまります。器やカトラリーがコミュニケーションツールとして機能する。 ARASのある豊かな風景 最高峰レストランのクオリティを、カジュアルに体験。 高鍬私たちがハイエンドレストランで提供しているラグジュアリーな料理たちです。食材のレベルを落とさず、料理人が手を抜いているわけでもない。料理のおいしさはもちろんのこと、そこで終わらず「こんな新しいものがあるんだ」というプラスアルファを感じていただくことが一つの想いでもあります。  「天井の装飾な何だろう?」「どうしてここは円形ブースなのだろう?」「どうしてこのお皿とカトラリーを使っているのだろう?」「モバイルオーダーというものがあるんだ」 何か一つでもいいので、新しいことを感じていただけるとうれしいです。食べることももちろんそうなのですが、それだけではない。それが私たちのコンセプトである「FEEL MORE THAN EATING」に集約されています。私たちが提供するものは全てそこに行き着く。 FOODCLUBは、この「感じること」の体験を提供できているのではないかと思っています。それはARASに触れた時に感じる「何か」と共鳴するはずです。 器やカトラリーを体感する。今まで手に取ったことがない人にも、ARASのある風景を、肌触りとかたちを、滋味と滋養と含蓄を。それらの魅力を味わってもらえるとうれしいです。 レストラン・カフェ等でご使用をご検討されている方はこちらまで。

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大皿モアレの開発秘話に迫る。モアレが真円でない理由。あえて自然な丸みを残した開発者の想いとは。

大皿モアレの開発秘話に迫る。モアレが真円でない理由。あえて自然な丸みを残した開発者の想いとは。

ARASは、ありがたいことに2021年3月で生誕1周年を迎えました。この1年、実際にARASをご愛顧くださるお客様と対話を重ねる中で、形や色に対してどのようなこだわりがあるのか、なぜこの素材を採用したのか、など製品に込められた想いや開発の背景について もっと知りたいという声を数多くいただきました。そんなご要望にお応えしたく、ARASは今後ジャーナルを通して、製品に込めた想いやこだわりを細部にわたって皆さまにお伝えしていきたいと思っています。 ARASの想いをお伝えするジャーナル第一弾は、昨年3月に発売した人気商品の一つ、ARASの「大皿モアレの開発秘話」をご紹介します。 『大皿モアレ』とは 規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、干渉で発生する模様“モアレ”からヒントを得、つくり出したのが大皿モアレです。表面には細かな非対称のテクスチャーが刻まれており、これにより食材が器にくっつきにくく、最後まで料理を美味しく美しく味わうことができます。また、真上から見ると「真円ではない自然な丸みのある輪郭」になっているのが特徴。このモアレに込められた想いについて、開発者であるsecca inc.代表の上町と柳井にインタビューしました。 モアレの開発背景 人間には本来「自然物」を美しいと感じる習性があります。海に沈みゆく夕陽、春満開の 桜、秋に色づく紅葉を見て不快に感じる人は少ない。それと近しい感覚で、工芸品の「素 材が自然現象から自ずと生み出した表情やゆらいだ形状」に対して人は美しいと感じます。一方で、量産の仕組みで生まれた樹脂製品は、無機質な形状のものが多いです。 ただ、樹脂製品にはそれぞれの素材が持つ特異な機能性など、ガラスや陶磁器にはない強みがあるのも事実です。 それを活かした上で工芸品のような「自然で有機的なゆらぎ」を実現できれば、これまでにない視点で樹脂製品を見てもらえる可能性があるのではないかと考え、 ARAS立ち上げ時の製品の一つとしてモアレを開発することにしました。 大皿モアレが真円でない理由。カタチへのこだわり 一般的なお皿ではあまり見ない、真円でない円いカタチ。 丸めた粘土を押し付けた時にできる自然な丸みのある輪郭をモチーフとしています。 大皿モアレを真円にしなかった理由は、「食卓の中の景色に有機的なゆらぎを与えるため」です。これはARASのプロダクトに一貫したプロダクトのコンセプトで、素材の表情のムラや、形状のゆらぎ、アシンメトリーな形状など、製品ごとにあらゆるアプローチを行なっています。陶磁器など他の素材の器と並ぶこと、ご家族みなさんでご使用いただいた際に複数の同じ器が並ぶこと、食材と重なること、それらを総合的に考慮して導き出した私たちなりのご提案です。 一方、モアレに対してウェーブが真円なのは、機能面から導き出した凹凸形状が、すでに器の上に有機的な表情を与えているからです。それをさらに有機的なアウトラインで切り取ってしまうと、拠り所のない形になってしまって、並べた時に締まりのない景色になってしまいます。 モアレは、ウェーブのように機能的な凹凸が返って盛り付けの制約になっなってしまうシーンを想定して、器の上をフラットに仕上げています。細かな非対称なテクスチャー(微細な凹凸)があるものの、真円で切り取ってしまうと均衡が取れすぎて無機質になってしまうため、アウトラインで有機的な印象をデザインしています。2枚、3枚と重ねた時も器同士が少しずつずれて重なることでゆらぎが生まれながら、器の重心は高台のセンターになるよう設計してあるので、ズレてるのに安定感があるというのもデザイン上のポイントになります。 食事と自然に馴染む大皿モアレのカタチ 自然な丸みのある形が有機的な表情を与え、お食事と自然に馴染みます。また表面の細かなテクスチャーによって、食材がお皿にくっつきにくく、最後までこだわりのお食事を綺麗にお召し上がりいただけます。また、淵が立ち上がっているため、ドレッシングなどの少量の液体がこぼれることもありません。 ARAS全製品共通で、樹脂とガラスの新素材を採用しているため、匂いや口当たりで食事の邪魔をすることもありません。 大皿モアレの魅力を少しでも知っていただければ幸いです。今後のジャーナルでは、他ARAS製品に込めた想いや素材へのこだわり、色へのこだわりを順を追って紹介させていただきます。ジャーナルを通して知りたいこと、ご意見・ご要望ありましたらいつでもinfo@plakira.comやInstagramのDMよりご連絡ください。 secca プロフィール 食とものづくりの街金沢を拠点に、これからの時代におけるものづくりの可能性を探求し続けるクリエイティブ集団。古より脈々と受け継がれる知恵と技能を今一度見直し、同時に疑い、独自の思想や最先端の技術を積極的に掛け合わせ、現代を生きる我々にしか生み出すことができない不変の価値をカタチにする。 上町達也(うえまちたつや) secca inc.代表 金沢美術工芸大学卒業後、株式会社ニコンに入社し、主に新企画製品の企画とデザインを担当する。3.11をきっかけに、モノの背景にある価値の異常な消費サイクルに疑問を抱き、今一度価値を丁寧に手渡し合えるような世界を取り戻すことを目指し、2013年secca inc.を設立。 数ありきではなく、一つひとつのモノが生み出す価値ありきでものづくりの可能性を見つめ直す。現在、secca独自の経営を推進しながら、各作品のコンセプトメイキングを主に担当する。デザイナーとしてはパートナー企業の経営に寄り添ったデザインコンサルティングを行う。 柳井友一(やないゆういち)secca inc. クリエイティブリーダー   高校時代にデザイナーを志し、金沢美術工芸大学製品デザインを学ぶ。その後、(株) JVCケンウッドに入社、音響や光学機器のデザインを担当。  工業デザインを経験する中で「ものの消費のサイクル」に疑問を持ち、歴史に残るものつくりに憧れ陶芸の世界に入る。2012年多治見市陶磁器意匠研究所で陶芸を学びその後、 金沢卯辰山工芸工房を修了。seccaのクリエイティブリーダーとして工房全体の制作を牽引する。  

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