ARASは、宿泊地での食体験をもっと楽しく、もっと豊かにサポートをする食器ブランドでありたいと考えております。
星野リゾート様が運営する「OMO(おも)」では、ARASのアイテムをご愛用いただいております。OMOとは、星野リゾートが運営する全く新しいスタイルの都市ホテルブランド。「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をコンセプトに、“街を楽しむ”という視点から、新しい宿泊体験をお届けしています。
今回は、ホテルにおけるARASの風景を。OMOが考える宿泊と食体験について、OMO by 星野リゾート京都エリア総支配人の唐澤武彦さんに、お話を聴かせていただきました。
「OMO5京都祇園 by 星野リゾート」はl2021 年 11 月 5 日に開業。「OMO3京都東寺」「OMO5京都三条」に続き、京都では 3 軒目。八坂神社を中心とした門前町、花街ならではの華やかな街並みが広がる風景──祇園で暮らすような滞在を通して、街の芸術・文化をどっぷり楽しむ旅を提案している。
「テンションあがる『街ナカ』ホテル」
──OMOさんのコンセプトについてお聴かせください。
ゲストにとって不足はないが、そこには予想を上回るワクワクはない。そこに大きなヒントがありました。 OMOは、都市部の宿泊体験に、新しい可能性を提案する。 それが、他社との差別化につながり、オリジナリティとしてかがやきだす。
「ホテルの中だけでは終わらせない」
──OMOさんにとって理想的な食体験とは?
ARASとの親和性
OMO5京都祇園では、ARASの器から小皿スロープ、中皿ウェーブ、マグカップ小、汁椀が採用された。カラーはピンクグレーとグレー、ホワイトの三色。唐澤さんは「“実”の部分と、コンセプトに共感した」と話してくれました。
──ARASを採用した理由についてお聴かせください。
今回は一つの試みとして、丈夫で永く使える器をセレクトした。食洗器にかけても問題なく、オペレーション面でも扱いやすい。OMO5京都祇園では、客室内など我々の目の届かないところでお客様に使用していただくシーンがございます。また、平日は未就学のお子様が多いこともあります。そういう意味では、安全面は絶対的な要素です。
OMOのスタイルには、エシカルな要素がデフォルトとして内含されている。歯ブラシのリサイクル(再資源化)、ペットボトルフリー(プラスチックごみを削減)、また「パジャマは本当に全員に据え置きで用意すべきか」と問い直すなど、サステナブルな取り組みが文化として息づいています。
オペレーションにおける機能性や安全性という「実」の部分、そして、サステナブルなコンセプト。そして、器のデザイン性。
「発信される」前提としての器
*【祇園てくてく茶会】
ご近所には、魅力的な和菓子屋がたくさん。街で和菓子を購入したお客様へ、お抹茶のサービスも。おすすめの茶葉を茶臼で挽いて、自身で抹茶づくり。野点セットでお抹茶を楽しんでいただけます。
街の表情、そして、客室との調和
* 日本の伝統文様と色彩。赤は麻の葉模様に銀朱・緋・ 桜の色、緑は籠目模様に鶸・苔・裏 柳の色、青は青海波模様に瑠璃紺・千草・勿忘草の色などを組み合わせます。
軽やかさと、カジュアルさと、提案の数
OMO5京都祇園がおすすめしているのは、二泊三日の旅行プラン。一日目の夕食は、街へ出ておばんざいなどの「京都らしい食」を楽しむ。前日に、和食を存分に味わっていれば、おへやベーカリーセット*で朝食はパンを。焼き上がったパンの香りで目覚める芳醇な朝。
二日目は散策して街を観光。京都は神社仏閣が多く、見どころが盛りだくさん。歩き疲れた夜は「部屋で落ち着いて食べよう」という選択肢もあります。
用意しているのは、祇園の老舗仕出し料理店の松花堂弁当、または京寿司の盛り合わせ、あるいは坂本龍馬が愛したと言われる鶏の水炊き。おもてなしの心を大切にする京都は、仕出し文化が醸成しています。どの店もホテルの近隣にあり、客室まで届けてくれます。部屋でくつろぎながら祇園ぐらしを楽しむ時間。
三日目の朝食は、手毬寿司。連泊される方には「今の京都」を盛り込んだり、「祇園ぐらし」を盛り込んでみたり。アクセントとして異なる楽しみを。
*【おへやベーカリーセット】
京都はパンの消費量がトップクラス(支出金額 3 位、購入数量 4 位)。そこから「お客様にお部屋で焼いていただこう」という発想に。客室で焼き立てパンを楽しむホームベーカリー付きの朝食セットをご用意。OMO5京都祇園だけの特別なもてなし。〈1,000 円(税込)〉
──OMOの考える「豊かな食の体験」とは?
温泉旅館では、温泉を楽しんでもらい、料理を食べてゆっくりと過ごしていただくというのが一つのパッケージになります。都市部の場合は「テンションがあがる」というコンセプト通り、癒しとは違ったアクティブな楽しみ方を味わっていただけます。
これからの想い
──最後に、これからのOMOについてお聴かせください。
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今回ご紹介した「OMO5京都祇園」に加え、その他OMO各施設、OMO7大阪・OMO5沖縄那覇・OMO5金沢片町でもARASをご愛用いただいております。今後もARASはお客様の日常から、少し特別な日まで、食体験を豊かにするサポートをし続けていきたいと考えております。
飲食店などBtoBのみなさまにおきましても、一緒にお客様の体験を考えながら、食体験の提案をさせていただきたいと考えております。業務用もございますので、ご希望の方はお問合せくださいませ。
OMO by 星野リゾート ブランドサイト:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/omo/
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