薬膳と食の共存。日常から簡単に取り入れられる薬膳料理でより良い生活を。

薬膳と食の共存。日常から簡単に取り入れられる薬膳料理でより良い生活を。

なかなか普段の生活に取り入れづらいと思われているの薬膳。しかし、すべての食材に薬膳の効果があり、日常から簡単に薬膳を取り入れられます。今回、薬膳マイスターの松山様に薬膳と食の共存に関してインタビューさせていただきました。また、ARASの深皿スクープとスプーン・フォークを用いて、この夏に食べたい薬膳料理「ホタテと長芋とズッキーニのすだちマリネの冷製カッペリーニ風そうめん」を考案いただきましたのでぜひご覧ください。

薬膳とは

簡単に言えば普段食べている食べ物すべてに効果があり、薬膳です。一番は重要なのは、季節のものを食べるということ。その季節に合った効能が取れるため、夏は夏野菜やそのときにとれる魚などを食べていれば間違えはありません。例えば、夏場は体を冷やす食べ物が多く、うちにこもった熱を下げてくれます。夏野菜を冬に食べてしまうと、体の中の熱を下げてしまうため体が冷えてしまいます。冬野菜は体をあっためてくれるものが多いため、冬は冬野菜をとるのがおすすめです。

薬膳というもの自体が、普段の食事の考え方

薬膳と聞くと難しそうなイメージがあると思いますが、食事そのものが薬膳です。長芋は薬として使われていたりしますし、しょうがやみかんの皮などもその一例です。苦い薬や漢方も体には良いですが、薬膳は食事で美味しく体に良いものを摂取できるというイメージです。薬膳を意識することで普段の食事からちょっとしたものを取り入れるだけで体によく健康的になります。例えば、普段の食事からゴマをちょっとぱらぱらするだけで、老化防止に効果のあるゴマの栄養もとれます。

薬でとると苦いものになりますが、食事というカタチでとることで美味しく健康的になれるため、私の中では食べる薬、食薬というイメージです。本当に漢方とかではなく、普段から旬の食材を食べるだけで薬膳になります。

今回の料理も旬の素材

ホタテはちょうど貝柱が美味しい時期ですよね。ホタテは滋養強壮、夏ばてを元気づけてくれる食材ですごく体にいいんです。タウリン・タンパク質が豊富で低カロリーなので食べるビタミン剤というイメージです。ズッキーニは体の熱を冷ましてくれますし、長芋は免疫力をUPしてくれます。すだちはこの暑い時期にとるとすごく体にいい成分がとれます。酸味を加えようと思い、最初は酢やレモンを考えていましたが、すだちの方が成分的にすごく良く、疲労回復、抗酸化作用だけでなく、美容やダイエットに良いスーパーフードのためすだちを加えました。

今回の料理を選んだ理由

ARASを見た瞬間、すごくおしゃれでしっかりした食器に見えるのに軽くてびっくりしました。この高級感あるお皿に何を載せようかを考えて、最初はトマト・シソとかを使用しようと思いましたが、食材を買いにいったときに旬の美味しそうなホタテがあったので、ホタテやズッキーニ・すだちを使用したカッペリーニ風そうめんにしようと思いました。ホタテ・ズッキーニ・すだちなどを使用して料理がグリーンとホワイトの際立つきれいな色合いになったので、コントラストの分かりやすいブラックとホワイトのお皿を使用して料理全体が映えるようにしたいと思いました。

ARASを使った感想

子どもがいるので割れるお皿より使いやすいなと思いました。家族が多いので洗い物も多くて大変なのですが、洗うのも軽いので簡単で、割れる心配もないのでよかったです。しまうときもさっとしまえてがちゃんってならないのが良くて、使っていく中でのストレスが全然なくて気持ちが楽に感じました。あと、すごくいいと思ったのが重ねられることです。家族が多く、収納が大変なので、重ねられて割れないもの安心です。お子さん持っている人にも喜ばれそうですよね。私もいろいろ探しましたが、キャッチーなものしかなくて、かっこよくて使いやすい子供用ものがあったら良さそうだと思いました。特に子どもってがちゃがちゃやっちゃうので、音がならないのがすごく良くて、割れるものだとよそ見している間に落としたりもするので無意識のうちにも気を遣ってしまいます。

写真を撮っても高級なお皿に見えるし、簡単な料理もオシャレに盛りつけられるので一人の時のランチで簡単に済ませたいときにもARASに盛りつけるだけで気分が上がりそうだなと思いました。

※写真はホワイトとグリーングレー

松山様の考えるより良い生活

家族のために、健康で美味しい料理を作りたいと思っています。毎日忙しいですが、手間を省ける部分ははぶいて、それでも見た目は上級でありたいです。ARASは洗うのが簡単で割れないし、重ねられる、でも見た目は上級でレストランにきたようなお皿なので、使いやすくて手軽なものでストレスなく使用できて、精神的にもあげられるようなお皿だと思います。料理もそうですが、旬の食材をつかったり、簡単なものだけど薬膳の効果とちょっと考えたりするだけで健康にも良く考え方もポジティブになり、より良い生活になると思います。薬膳は普段から触れている食材それぞれにあるので、自分の体調や気分と照らし合わせて作ってくれたり、ちょっと食べすぎたなという日でも今日食べたものの薬膳効果を調べて身体に良かったんだなと思ってもらえたりすると嬉しいです。

 夏の旬の素材をふんだんに使用したカッペリーニ風そうめん、ぜひ作ってみてください。

〇材料(23人分)

ホタテ貝柱(刺身用) 200g
ズッキーニ 1本(正味150g
長芋 正味100g
そうめん(乾麺) 200g
すだち 12
A:めんつゆ(3倍濃縮)・オリーブオイル 各大さじ2
A:砂糖 小さじ2
A:昆布茶 小さじ1
A:塩・こしょう 極少々
めんつゆ 大さじ1
オリーブオイル 適量

〇作り方

<下準備>

  • ホタテ貝柱は大きい場合は半分に切る。
  • ズッキーニは薄くスライスする。
  • すだちは輪切りにする。(種はなるべく取る。)
  • 長芋は皮を剥き、薄い半月切りにする。

①  ポリ袋にホタテの貝柱、ズッキーニ、長芋、すだちとAを入れて混ぜ、なるべく空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で15~20分置く。

② そうめんは袋の表示通りに茹で、氷水にさらし、水気をしっかりきる。

③ ①とそうめんをボウルに入れ、めんつゆ大さじ1を入れて和えたら器に盛り、オリーブオイルを垂らして出来上がり!

     薬膳効果

    ・帆立て貝…滋養強壮、老化防止、視力回復、めまい、のぼせに
    ・ズッキーニ...余分な熱を取り除き、喉の渇きや肺の乾燥を潤す
    ・長芋...糖尿病予防、生活習慣病予防、食欲不振に、滋養強壮、老化防止、疲労回復、免疫力アップ
    ・すだち…消化促進、食欲増進、のどの渇きに、肌の乾燥に、疲労回復に
    ・オリーブオイル…便秘に、肌の乾燥に、咳やのどの痛みに

    ワンポイントアドバイス:

    1. そうめんは氷水できゅっと冷やす。
    2. スダチのたねは取らないと苦みがでるので取る。スダチがなければ、レモンやお酢でもOK
    3. めんつゆは3倍濃縮を使用。

     

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